めっき加工は、高温のめっき溶液に浸漬させて行います。めっきを施す製品に、密閉構造の箇所があり空気がたまっていると、浮力が働き正しく浸漬できない場合や、空気が急激に膨張して水蒸気爆発が発生し、製品の破損や工場内での重大事故発生の危険があります。
また、浸漬後に、めっき溜りや不めっきの原因となる、袋状の構造を作らないために、めっき加工する製品には適切な位置に穴あけやスカラップを設けることが必要になります。
代表的な製品の穴あけ位置についてご案内する資料をご用意しておりますので、製品の設計時やめっき加工のご依頼前にご留意いただき、本資料をご活用ください。ご不明な点や、ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせ窓口までご連絡ください。

丸パイプ

ベースプレートは筒抜けが一番めっきが綺麗に仕上がります。

角パイプ

角の四隅すべてに穴あけが必要です。大きな製品は中央にも穴が必要です。

手すり

手すりは各コーナー部と底部に穴が必要です。

H鋼

H鋼の上下および袋状の箇所はスカラップが必要です。

その他 スカラップ

形状により袋状になる箇所にスカラップが必要です。

株式会社興和工業所
半田東工場

住所
475-0032
愛知県 半田市 潮干町1番地の10
Tel
0569-29-5331(代)
Fax
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