小径シャフトの精密加工から表面処理までの一貫生産をはじめ、精密加工の幅広い技術ニーズに応じています。

松阪中核工業団地に位置する当工場は、敷地面積61,180㎡(事務所棟739㎡、第1工場9,111㎡、第2工場6,124㎡)の大型工場です。第1工場ではコピー機やプリンター等に使用されているシャフトの精密加工をはじめ、カーエアコン用のシリンダー、難削材である高温耐熱ステンレスの自動車用ターボハウジングの加工等、幅広い技術に応えています。
ワンフロアにすべての部門が集約しているため、各ラインの仕事量によってフレキシブルに人材の振り分けが可能となっているほか、各所に製造工程の迅速化をはかる工夫・設備を導入。作業効率のアップと安定供給の確保を実現しています。
第2工場では、膜厚均一性に優れた「無電解ニッケルめっき」ラインを備え、第1工場で加工されたシャフトに表面処理を施し、防錆・外観共に優れた製品をつくり出しています。
また、環境問題への取り組みも積極的に推進しており、公害防止の観点から、めっき処理の工程で発生する排液、排水については「県公害防止条例」よりもさらに厳しい基準を設けて水質を維持しています。平成25年3月には、第1工場の屋根にソーラーパネルを設置し、太陽光発電事業を開始しました。