新型鋼製防護柵
リスレー Li-S-Rai(Light Strong Rail)NETIS 登録番号 QS-160034-A
平成16年に発刊された「景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン」のコンセプトに乗じ、支柱形状に軽量化した防護柵を開発しました。支柱背面に角パイプを用いる事により理想的な座屈変形を促し、従来の安全性を確保します。ゆえに新橋はもちろん、既設橋の条件の悪い定着部に対しても柔軟な対応が可能になりました。また、スリム化し、控え目にする事により橋梁の持つ構造美を生かした上で、周辺景観に調和します。
背面形状の改良
- P'maxの低減化に成功
狭い地覆幅、浅い埋込深さへの対応が可能となり、床版への影響も軽減できます。
※従来のKOWA高欄はP'maxが基準内で高く(新橋対策)、後打アンカー埋込必要長が比較的深く必要だった。 - セットボルトの施工性の向上 従来品には前板同幅の背板があったが、それがスリムになる事により工具の使用が安易に。
スリムな支柱形状
ブロックアウト量を基準値最小としました。
- 地覆幅500㎜に対し、理想的なポジショニングを達成。地覆幅300㎜の施工に於いても、横梁前面が地覆前面内に収まります。
- m当たり重量も従来品より軽く、既設橋への死荷重も軽減されます。
地覆鉄筋回避対策
- ベースプレートを従来より大きくして、アンカーピッチを110㎜、アンカー用長穴を65㎜にすることにより、橋軸直角方向の地覆鉄筋とアンカーとの干渉を回避する事が可能となり、アンカー施工が容易になりました(アンカー径:M20)。
- ベース後面から前側アンカー間距離を広く設計、ケミカルアンカー引抜き負荷低減を計り、浅い埋込み深さでの施工が可能 になりました。
※P'maxと支点間距離で算出します、お問い合せ下さい。
■橋梁用ビーム型防護柵(丸パイプ式車両用防護柵) 補修防護柵の設置時にアンカーが既存の地覆鉄筋に干渉する場合、鉄筋を 避けて設置することができるベースプレートをご用意しています。