めっき加工は、高温のめっき溶液に浸漬させて行います。めっきを施す製品に、密閉構造の箇所があり空気がたまっていると、浮力が働き正しく浸漬できない場合や、空気が急激に膨張して水蒸気爆発が発生し、製品の破損や工場内での重大事故発生の危険があります。
また、浸漬後に、めっき溜りや不めっきの原因となる、袋状の構造を作らないために、めっき加工する製品には適切な位置に穴あけやスカラップを設けることが必要になります。
代表的な製品の穴あけ位置についてご案内する資料をご用意しておりますので、製品の設計時やめっき加工のご依頼前にご留意いただき、本資料をご活用ください。ご不明な点や、ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせ窓口までご連絡ください。